2015年07月20日
市Ｐ連からの要望書について（まとめ）
（仮称）つくば市総合運動公園の計画について地区別に懇談会が開催されましたが，その中でＰＴＡから要望があったというフレーズが連呼されていました．また，広報誌等でもつくば市ＰＴＡ連絡協議会（市Ｐ連）から要望書が出されているとされています．しかし，それら市Ｐ連からの要望書が「（仮称）つくば市総合運動公園」を指しているのかどうかという点と，誰の意思で要望書が提出されたのかという点について疑問がありましたのでこのブログで書いてきました．ここで一旦まとめたいと思います．
平成１９年度から２２年度までの要望書については，要望書のタイトルこそ「総合運動公園」となっていますがその内容は陸上競技場を要望しているものです．また，要望の優先度をしっかりと付けており，４年間とも優先度としてはもっとも低いものとして要望されています．以下のリンクで要望書の全文を読むことも出来ます．
・平成１９年度から２２年度のつくば市ＰＴＡ連絡協議会からの要望書（まとめ）
・教育予算の充実に関する市Ｐ連からの要望（参考）
平成２６年度の要望書についてはＰＴＡ会長と学校代表が参加する会議に諮られること無く理事会だけで提出したもので，「総意ではない」と市長に伝えたことになっていますが，市長は聞いていないと答弁されています．さらに，平成２６年度市Ｐ連会長を含む平成２７年度の市Ｐ連代表は記者会見を行い平成２６年度の要望書に記載の内容とは異なる見解を表明されています．
・要望書提出に至る経緯について（報告）（市Ｐ連会長から全校へ）
そもそも論として，市議会でも賛否が分かれている事案に対してＰＴＡとして単一の見解にまとめることは不可能です．賛成であれ反対であれ一方に与する意見を表明すること自体が間違いで，ＰＴＡという組織が政治的に利用されることが無いよう要望書を取り下げてこの問題から手を引くべきだと私は考えています．
